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大阪府クリーニング生活衛生同業組合 大阪府クリーニング研究所
所長 桑野富夫氏の試験調査の考察 |
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使用洗剤等 |
C: |
合成洗剤 (100%) |
4g |
D: |
石鹸(C12) (100%) |
4g |
E: |
ゼオライト |
3g |
F: |
高温焼成カルシウム |
3g |
試験3 (洗浄 15分 脱水 1分)
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綿/カーボン |
TC/カーボン |
血液 |
JIS |
Cのみ |
12.6 |
135 |
17.8 |
39.1 |
C+E |
13.9 |
12.6 |
20.4 |
36.7 |
C+F |
18.1 |
15.2 |
44.7 |
35.2 |
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試験4 (洗浄 15分 脱水 1分)
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綿/カーボン |
TC/カーボン |
血液 |
JIS |
Dのみ |
7.5 |
4.8 |
15.6 |
14.7 |
D+E |
9.2 |
6.7 |
15.0 |
17.2 |
D+F |
10.9 |
8.1 |
47.5 |
12.7 |
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高温焼成カルシウムの色素吸着作用に関する試験
試験方法
青色染料(ダイロン19)を精製水に溶かし、その水溶液5ccに対し高温焼成カルシウムを0.1g混入し攪拌した後に色の変化を観察する(30分後)。
写真上 : |
高温焼成カルシウムを投入し攪拌した直後 |
写真下 : |
30分経過後(左 ダミー) |
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脂肪酸とナトリウムやカリの結合によって作られる石鹸に大きな効果が見られるのが面白い。一般的にカルシウムは金属石鹸を作り洗浄効果を低下させると言われているが、イオン化せずセラミックとして存在する焼成カルシウムはキレート(金属封鎖)効果及びアルカリ緩衝作用によって洗浄条件を向上させている。
洗濯槽快の場合は一回2g程度が浴中に流出しているが溶解性は最大0.2%程度であるので水中には極微量のカルシウムイオンが発生している程度であろう。これは洗濯槽快を投入してもpHの増加が大きくないことからも推測される。
逆に水中に移動したセラミック粒子が水中の金属イオンや脂肪酸を吸着し、繊維への再付着を防止しているとも考えられる。 |
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