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大阪府クリーニング生活衛生同業組合 大阪府クリーニング研究所
所長 桑野富夫氏の試験調査の考察 |
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(カビの生育条件) |
1. 栄養源 |
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人体から排出される炭水化物や脂肪分などを含む垢 |
2. 水 分 |
: |
湿度 70% |
3. 温 度 |
: |
10〜30℃ |
4. pH |
: |
2〜8 (最適範囲:4.6〜6)
pH10を超えると繁殖力はほとんど無くなる。 |
5. 酸 素 |
栄養源が豊富であれば、その他の生育因子の影響を受けにくい。カビの繁殖抑制には栄養源の除去が一番効果的である。
洗濯槽快を使用することで、洗濯槽に残留する洗剤分、脂肪酸、金属石鹸を除去しカビの繁殖に必要不可欠な栄養源を消滅させることができることから結果的にカビの繁殖を防ぐことが出来ると考えられる。
金属封鎖作用は細菌の成長に不可欠な体内の金属をカルシウムと交換することで繁殖を防ぎ、結果として抗菌作用を発揮すると考えても良いであろう。また、アルカリ性になることで蛋白質を溶解し抗菌性を発揮するといえる。
(社)京都微生物研究所 調べ
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洗濯槽快0.15% 抗菌力評価試験
菌 種 |
菌 数 の 経 時 変 化 |
初 期 |
5min-1 |
5min-2 |
5min-3 |
平 均 |
緑 膿 菌 |
1.5× |
<10 |
<10 |
<10 |
<10 |
サルモレラ菌 |
4.1× |
<10 |
<10 |
<10 |
<10 |
腸炎ビブリオ菌 |
2.0× |
<10 |
<10 |
<10 |
<10 |
大 腸 菌 |
4.5× |
<10 |
<10 |
<10 |
<10 |
MRSA |
5.3× |
4.8× |
7.1× |
6.1× |
6.0× |
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比較対象
菌 種 |
菌 数 の 経 時 変 化 |
初 期 |
5min-1 |
5min-2 |
5min-3 |
平 均 |
緑 膿 菌 |
1.5× |
1.6× |
1.5× |
1.4× |
1.5× |
サルモレラ菌 |
4.1× |
4.1× |
4.2× |
4.3× |
4.2× |
腸炎ビブリオ菌 |
2.0× |
2.0× |
2.0× |
2.1× |
2.0× |
大 腸 菌 |
4.5× |
4.2× |
4.9× |
4.3× |
4.5× |
MRSA |
5.3× |
5.3× |
5.2× |
5.3× |
5.3× |
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洗濯槽快1% 抗菌力評価試験
菌 種 |
菌 数 の 経 時 変 化 |
初 期 |
6hrs-1 |
6hrs-2 |
6hrs-3 |
平 均 |
白せん菌 |
1.0× |
1.2× |
1.2× |
6.0× |
1.0× |
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比較対象
菌 種 |
菌 数 の 経 時 変 化 |
初 期 |
6hrs-1 |
6hrs-2 |
6hrs-3 |
平 均 |
白せん菌 |
1.0× |
6.0× |
1.1× |
9.0× |
8.7× |
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<10 : 検出せず
単位 : CFU/ml |
大阪市立工業試験場 調べ
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洗濯槽快0.2% 抗菌力評価試験
菌 種 |
菌 数 の 経 時 変 化 |
初 期 |
10分後 |
大 腸 菌 |
3.3× |
検出されず |
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(財)兵庫県予防医学協会 保健環境センター 調べ
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洗濯槽快1% 抗菌力評価試験
菌 種 |
菌 数 の 経 時 変 化 |
時 間 |
ブランク |
接種直後 |
30分後 |
レジオネラ菌 |
対象液 |
0 |
2.2× |
2.3× |
試験液 |
0 |
0 |
0 |
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単位 : CFU/ml |
洗濯槽に付着するカビの除去
実験結果
洗濯槽快使用前後の状況
(写真提供 テイクネット) |
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使用前
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約1ヶ月経過後 |
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